和歌山市の淡嶋神社で3日、子どもの健康と成長を願うひな祭りの神事が行われた。寒空の下、参拝客に見守られながら、全国から奉納されたひな人形約200体が2隻の小舟にのせられた。
神社でおはらいをした後、巫女が一つ一つ丁寧に白木の小舟に飾り付けた。舟に触れると幸せに過ごせるとされ、女性参拝客数十人が舟を担いで境内を歩いた。
神社によると、1年間に奉納された人形は4千〜5千体に上る。舟を海に流す例年の「ひな流し」は、天候不良のため中止となった。
大阪市鶴見区から訪れた山本めぐみさん(55)は「とても神秘的な感じがした。おひなさまに『お疲れさま』と声をかけた」と笑顔で話した。