【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザの停戦合意を巡り、イスラエル首相府は20日、イスラム組織ハマスから、人質4人の遺体を納めたひつぎが返還されたと発表した。子どもも含まれているもよう。遺体返還は1月19日の停戦発効後で初。双方は遺体も解放予定の人質と見なしている。
イスラエルの法医学センターで身元確認後、人質家族に通知される。現在は第1段階の停戦中で、3月初めの停戦期限が迫っている。
一方、ハマスの報道担当者は19日、停戦の第2段階で、拘束する全ての人質を一斉に解放する用意があると表明した。ガザの再建や恒久停戦の実現が条件だとしている。共同通信の取材に明らかにした。イスラエルは第2段階の交渉についてハマスの武装解除などを要求しており、難航が予想される。
合意では、ハマスは第1段階の停戦中に遺体も含めイスラエル人の人質33人を解放する。今回の遺体を含めれば引き渡しは23人となる。残る人質のうち、生存者は22日に解放する6人とされる。来週以降、さらに4人の遺体を返還する方向となっている。