6発命中、10カ所に弾痕 松戸署、犬射殺で調査結果

 14日未明に松戸市の住宅地で大型犬が女性ら3人にかみつき、警察官が犬を射殺した事件で松戸署は17日、発射した弾丸13発のうち犬に命中したのは6発だったと発表した。まだ2発が見つかっておらず、同署で捜している。

 同署が松戸健康福祉センター(松戸保健所)に依頼した犬の死体の調査によると6発は左顔面や左肩、左後ろ足へ命中し、心臓を貫通したものが致命傷になったとみられる。

 弾丸のうち、1発は犬の頭蓋骨から、10発は周囲の路上や住宅敷地内、駐車場、ブロック塀でそれぞれ発見された。最も遠いところでは、現場から390メートル離れた路上で周辺住民が見つけ、同署に通報した。弾痕などのあった住宅などへの補償等については「今後適正に対応したい」(同署)としている。

 犬は紀州犬の7歳の雄で、飼い主の71歳の夫婦は昨年ごろから敷地内の屋外で首輪を付け、約7メートルの鉄製ワイヤをエアコン室外機の支柱につないでいた。首輪は連結部のフックが破損して外れたとみられる。

 同署は今後、残る2発の発見に努めるとともに、過失傷害や犬の飼育に関する県条例違反を視野に捜査を続けるとしている。


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