2016年12月8日 21:08 | 無料公開


水揚げ量日本一を誇る銚子漁港のサバを来訪者らに楽しんでもらう「銚子極上さば料理祭」が銚子周辺の飲食店などで行われている。今回は10日から、新たに「しゃぶしゃぶコース」も用意。脂の乗った旬のサバをさっぱりと味わえるよう工夫し、女性客も含め幅広い世代にサバを楽しんでもらう狙いもある。
銚子沖では11月から1月にかけて、産卵直前の脂が乗った真サバが回遊してくる。11月19日から開催中の料理祭は、サバの産地・銚子をPRして全国のサバ好きを呼び込もうと毎年行われ、7回目。銚子漁港で水揚げされたサバの中から700グラム以上の特大サバを選び、サバ寿司やみそ煮などがセットになったコース料理(3千円)と、土産物用のサバの文化干し、開き干しを販売している。
新コースのしゃぶしゃぶ(3千円)は、特製ダレに漬けて冷凍し、うま味成分を閉じ込め特有の臭みを抑えたサバを使用。サバの塩焼きや小鉢も付き、鍋は雑炊になる。実行委員会の大木乃夫恵会長は「(湯にくぐらせることで)甘みが出ておいしい。ぜひ味わってもらいたい」と話した。
料理祭は1月22日まで(しゃぶしゃぶコースは2月26日まで提供)。コースは予約制。参加店は銚子市の「方宝たつみ」、銚子プラザホテル2階の「広半」、「観音食堂丼屋七兵衛」、「創彩美食和(KAZU)」、「お食事茶屋膳」、茨城県神栖市の花寿司、旭市のカントリーハウス海辺里。干物は、銚子市の銚子駅前とウオッセ21に店舗がある「あてんぼう」でも購入できる。