2022年11月2日 19:31 | 有料記事

提訴後、記者会見を開いた男性の妻=2日午後、県庁
佐倉市教委に勤務していた男性=当時(50)=が自殺したのは過重な勤務が原因として、男性の妻(56)が2日、市教委を所管する同市を相手取り、慰謝料など計約1億3410万円を求める訴訟を千葉地裁に起こした。男性の妻は記者会見で、「夫がなぜ自ら命を絶ったのか真相を知るために提訴した。何か知っていることがあったら教えてほしい」と涙ながらに訴えた。
原告側によると、男性は1988年4月、中学校の理科教員として県教委に採用され、県内3カ所の中学校で勤務。2009年4月、市教委指導課に配属となり、13年12月ごろに精神障害を発症し、同月27日に自殺した。
男 ・・・
【残り 204文字】