WBC、侍一発攻勢に沸く 幕張イオンで日韓戦PV 川崎宗則選手のトークショーも

3回裏の大谷選手の同点ホームランで一気にボルテージが上がった会場=7日午後、千葉市美浜区
3回裏の大谷選手の同点ホームランで一気にボルテージが上がった会場=7日午後、千葉市美浜区
トークショーで笑顔を見せる川崎選手=7日午後
トークショーで笑顔を見せる川崎選手=7日午後

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)一次リーグを戦う日本代表を応援しようと、大会公式グローバルパートナーの伊藤園(東京)は7日、千葉市美浜区のイオンモール幕張新都心で、日韓戦を観戦できるパブリックビューイング(PV)を開いた。会場には、大画面での観戦を待ちわびた「侍」ファンが集結。大谷翔平選手(米ドジャース)ら日韓のメジャーリーガーから次々と飛び出るホームランに沸き立った。

 会場の同モール1階グランドコートでは、試合開始前から侍ジャパンや米ドジャースのユニホームを着込んだファンが、配布された「ハリセン」を手に応援に熱を込めた。

 試合は初回に先発の菊池雄星投手(同エンゼルス)が韓国打線に捕まり、いきなり3点を失う苦しいスタート。集まったファンは一様に悔しげな表情を浮かべ重苦しい雰囲気も漂った。

 しかし一回裏に鈴木誠也選手(同カブス)の2ランホームランが飛び出すと、空気は一変した。三回にも大谷、鈴木、吉田正尚(同レッドソックス)各選手が「一発攻勢」で試合をひっくり返すと大歓声が上がった。ファンは立ち上がって拍手したり、隣のファンとハイタッチしたりして盛り上がった。

 パート仲間3人でおそろいの大谷のシャツを着込んで観戦していた船橋市の50代女性は、「文句なしの大谷の一発を見られた。オリックスファンなので吉田のホームランも見られてうれしい」と戦況を見守った。

(中田大貴)

◆2度の優勝振り返る 川崎選手トークショー

 試合に先立ち会場では、2006、09年のWBCに出場し、2度の世界一に貢献した川崎宗則選手がトークショーを開いた。背番号51の鈴木誠也選手(米カブス)のユニホームをまとい、自身のWBCでの経験を披露し会場を沸かせた。

 06年の大会決勝キューバ戦で、九回表に好走塁で得点し「神の右手」として話題になった川崎選手。「(当時米マリナーズ所属の)イチロー選手の安打だったので何とか得点しようという気持ちだった。練習でもやったことのないプレーが出た」と笑顔で振り返った。

 今大会の韓国代表については「今回はメジャーの選手もいてかなり強い」とした上で、詰めかけたファンに「韓国にもいい選手がたくさんいるので、韓国のいいプレーも応援しながら日本の最高のプレーも見て」と呼びかけた。

 川崎選手はプロ野球ソフトバンクや米大リーグなどで活躍し、昨季は独立リーグなどでプレーした。


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