データセンター許可取消訴訟、白井市は棄却求める 千葉地裁、第1回弁論

記者会見で訴えを主張する原告の及川弁護士(前列中央)とDCの近隣住民ら=27日、千葉市中央区の県弁護士会館
記者会見で訴えを主張する原告の及川弁護士(前列中央)とDCの近隣住民ら=27日、千葉市中央区の県弁護士会館

 白井市復に建設途中のデータセンター(DC)が近隣住民の生活環境を侵害する恐れがあるなどとして、同市に住む及川智志弁護士(60)が同市を相手取ってこのDCの開発許可取り消しを求めた訴訟の第1回口頭弁論が27日、千葉地裁(岡山忠広裁判長)であった。同市は訴えを退けるよう求めた。

 同市などによると、このDCは住宅地近隣の元は梨園などが広がっていた土地に建設。完成後の高さは最高で約40メートルで、事業面積は約13・2ヘクタールだという。

 この日の意見陳述で及川弁護士は、このDCの用途は「事務所」とされているが、実態は「倉庫、工場」に該当し、建設はできないと主張した。「学識者が『40メートルは13~15階建てマンションの規模』との意見を示している」とも述べた。

 口頭弁論後の取材に同市の担当者は「法に基づいた開発許可であることを主張していく」とした。

 同日に及川弁護士が開いた記者会見では、このDCの近隣住民らが同席し「(DCの工事による)土ぼこりがひどく、窓を開けられない家もある」「中学生の下校時間帯に工事の車両が通り、事故の危険がある」と訴えた。


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