米ＩＴ大手グーグルは、２０２５年に各都道府県名と一緒に検索された急上昇キーワードのランキングを発表した。千葉県で１位となったのは「県知事選挙」。当選を目指さない「２馬力」行為を巡る問題が県内に持ち込まれるなど異例の事態となり、注目度が高まったとみられる。

　２位は「千葉ポートアリーナ」。同施設では今年５月、バスケットボールＢ２の年間優勝が懸かった試合の直前に停電が発生。重要な試合が中止となったことも注目を集めた。

　３位の「大学病院　看護師」は、１月５～８日に最も検索数が高まった。この時期、看護師を名乗る人物によるＸ（旧ツイッター）での不適切投稿が話題となっていた。４位は県事業として人気を集めた「キャッシュレスキャンペーン」。７月にロシア極東の地震により警報が発令された「津波」も５位に入った。

　グーグルによると、今年は各地でのクマ被害の増加に伴い２６府県で「熊」に関する言葉が上位５位までにランクイン。一方、「クマなし県」の本県ではランク入りしなかった。

（町香菜美）