ちばの選挙

熊谷千葉市長、知事選出馬を正式表明 「県政に課題感じていた」 災害対応遅れが決定打に【’21知事選】

記者会見を開き、来年の県知事選への出馬を表明する熊谷市長=2日、千葉市中央区のホテル
記者会見を開き、来年の県知事選への出馬を表明する熊谷市長=2日、千葉市中央区のホテル

 来春の知事選で、千葉市の熊谷俊人市長(42)が2日、市内のホテルで記者会見し「能力と経験の全てを県民にささげ、千葉の飛躍につなげたい」と述べて、知事選出馬を正式に表明した。その上で▽徹底した現場主義と対話▽市町村・医療現場と連携した新型コロナウイルス対策▽民間投資を引き出す経済産業政策を県全体へ波及―など11項目のビジョンを提示した。政党の推薦は受けないとした。

 市長辞職は「知事選、市長選がダブル選挙になる時期」と言及。有権者が投票所にいく回数が減り、投票事務も軽減できるなどの理由を上げた。

 熊谷氏は会見で「県政に課題があると感じていた。知事選出馬を決めた決定打は昨年の県の災害対応。コロナ対応も後手に回った」と現県政を批判。「根本的なところを変えないと、違った危機の時に同じことを繰り返す。これまでの経験を基に千葉に恩返ししたい。県政に挑戦する決意を固めた」と強調した。

 熊谷氏は神戸市出身。千葉市議を経て2009年6月の市長選で、旧民主党の推薦を受けて初当選。当時31歳で、全国最年少市長だった。その後は特定の政党に属さない「市民党」を掲げ、現在3期目。行財政改革や待機児童の解消、ドローンなど最新技術の活用などを進めたほか、ツイッターなどSNSを使った情報発信で話題になった。


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