【未明の砦】(384) 太田愛・作 藤岡詩織・画

 ◆第三章 反旗(百六十六)

 矢上は「どうしたんだ」と声を掛けて泉原の視線の先を追った。パーカーにジーンズ姿の工員が階段へ続く角を曲がって消えた。ほんの一瞬だったが、その後ろ姿は ・・・

【残り 795文字、写真 1 枚】



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