香取市などで撮影され、17日から全国公開される映画「人はなぜラブレターを書くのか」のパネル展が、同市のJR佐原駅観光交流センターで開かれている。市内各所のロケ地や同作品を紹介するパネル展示に加え、主演の綾瀬はるかさんが着用した衣装も飾られており、電車を待つ駅利用者らが映画の世界観に浸っている。
映画は、2000年に起きた日比谷線の脱線事故が題材。事故の20年後、犠牲になった男子高校生に思いを寄せていた女性から、彼の家族の元に手紙が届いたという実話を基にする。「舟を編む」などの作品で知られる石井裕也監督が脚本も手がけた。
会場では、出演者の紹介などとともに、歴史的な建造物が立ち並ぶ佐原の町並みや、市内の飲食店などロケ地を紹介するパネルが並ぶ。石井監督は、メインロケ地となった香取市佐原地区について「佐原の夕景に一目ぼれし、特に朝と夕方の太陽が美しく大地を照らしている間に撮りたいと思っていた」とコメントしている。
24日までJR佐原駅観光交流センターでの展示後、25~26日は観光施設「水郷佐原あやめパーク」、27~5月3日は再び同センターに戻り、4~6日からは複合公共施設「みんなの賑(にぎ)わい交流拠点コンパス」へ巡回展示される。あやめパークとコンパスの2会場では限定グッズが抽選で手に入るイベントを開催する。
市はロケ地マップを作成し、市内観光施設や首都圏のJR主要駅で配布予定。市の地域おこし協力隊で、フィルムコミッション推進分野を担当する宮崎強さん(45)は「佐原の景色も登場する作品をぜひ多く人に映画館で見てほしい。プレゼントキャンペーンを展開していくのでぜひ参加を」と呼びかけている。
(中瀬健太)








