チバニアン見学中止、10カ月延長 整備工事遅れで 市原

チバニアンの現地に設置された「ゴールデンスパイク」を指差すボランディアガイド=2021年5月、市原市田淵
チバニアンの現地に設置された「ゴールデンスパイク」を指差すボランディアガイド=2021年5月、市原市田淵
露頭と地質年代の命名根拠となる目印「ゴールデンスパイク」付近へ立ち入れなくなる(市原市提供)
露頭と地質年代の命名根拠となる目印「ゴールデンスパイク」付近へ立ち入れなくなる(市原市提供)

 市原市は、地質年代「チバニアン(千葉時代)」命名の根拠となった地磁気逆転地層(同市田淵)の見学中止期間を、今年の6月から来年4月まで10カ月間延長すると発表した。見学環境整備工事の遅れによるもの。

 現地では、世界的建築家・隈研吾氏が基本設計を手がける仮称「チバニアンガイダンス(案内)施設」の整備工事が行われており、来年オープン予定。

 整備に伴い、地層手前の水路を渡る二つの橋と、地層を安全に見学するための施設も建設。露頭と地質年代の命名根拠となる目印「ゴールデンスパイク」付近へ立ち入れなくなることから、昨年7月1日から今年6月30日までを見学中止期間としていた。

 中止期間は来年4月30日まで延期する。橋脚工事の遅れが原因。延期は、市のウェブサイトや交流サイト(SNS)のほか、五井駅、最寄りの小湊鉄道月崎駅での掲示、現地に設置する看板で周知。また、引き続き現地の「チバニアンビジターセンター」は開館し、地層標本やゴールデンスパイクのレプリカを公開するほか、現地ガイドによる出前講座なども予定している。

(佐藤大介)


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