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オリオン、最遠飛行の記録更新 56年ぶり、40万7千キロ到達

2026/4/7 09:59 (4/7 11:00更新)
 宇宙船オリオンのカメラが写した月=6日(NASA提供、AP=共同) 拡大する

宇宙船オリオンのカメラが写した月=6日(NASA提供、AP=共同)

 【ヒューストン共同】米国とカナダの宇宙飛行士4人が搭乗した宇宙船オリオンが米中部時間6日午後6時2分(日本時間7日午前8時2分)、地球から40万6771キロ先に到達した。米国が主導する国際月探査「アルテミス計画」の一環。アポロ13号が1970年に達成した人類最遠の飛行記録(約40万キロ)を56年ぶりに更新した。オリオンは月の裏側を回り、復路に入った。

 米国のクック飛行士は地上との交信で「私たちはまた月を訪れる。科学基地を建設し、探査車を運転する」と述べた。カナダのハンセン飛行士は「何より重要なのは、この記録が長く続かないことだ」と述べ、後に続く飛行士らの挑戦に期待を示した。

 宇宙船は10日午後(同11日午前)、米西部カリフォルニア州沖に着水し帰還する。2028年にはアポロ計画以来、約半世紀ぶりの月面着陸を試みる。その後も継続的に飛行士を送り、月面基地の建設や持続的な探査を目指す。日米は日本人飛行士を2回、月面着陸させることで合意している。