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尼崎市内最古の洋風建築である「旧尼崎紡績本社事務所」が国の登録有形文化財に登録されます

    1 登録される建造物の概要

     (1)   名称

        旧尼崎紡績本社事務所(令和5年までユニチカ記念館と呼ばれていた建物です)

     (2) 所在地 

        尼崎市東本町1丁目50番地

     (3) 建設年代

        明治33年(1900年)竣工、明治後期増築

     (4) 種別

        建築物・産業2次

     (5)   登録基準

        国土の歴史的景観に寄与しているもの

     (6) 建物の概要

         旧尼崎紡績本社事務所は、尼崎市南東部、江戸時代の尼崎城下町の東端にあたる東本町に所在し

        ています。明治22年(1889年)、この地に尼崎紡績が設立され、明治24年(1891)か

        ら操業を開始しました。尼崎紡績は尼崎と大阪の資本家が出資して設立した綿糸紡績会社で、尼崎

               における最初の近代的大企業です。尼崎はその後、南部臨海地域に大工場が次々と進出し、昭和初

               期には阪神工業地帯を代表する工業都市へと発展しますが、その契機となったのが尼崎紡績であ

               り、尼崎の工業史上、最も重要な企業です。

         煉瓦造2階建ての本社事務所は、建築年代が判明している建物としては尼崎市内に現存している

               最古の洋風建築物で、工業都市尼崎の歴史を象徴するシンボルとも言うべき建物です。南面に玄関

               ポーチを突出し、各階の平面は中廊下を通し、2階の北西に貴賓室があります。重厚な外観で、近

               代尼崎の紡績業の隆盛を今に伝えます。

     

    【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202603306589-O2-02vwmesl

    【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202603306589-O5-IwX2D2SD
    【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202603306589-O4-BdOFRh1J

    【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202603306589-O3-GWrj0Z6Q

     

    2 登録文化財制度の概要

       国の登録文化財制度とは、平成8年(1996年)の文化財保護法改正により導入された、主に近代

     (明治以降)の建造物を後世に幅広く継承していくことを目的に、緩やかな保護措置を講じる制度です。

     これまでに登録された主な建造物としては、東京大学安田講堂、京都南座、大阪城天守閣、兵庫県内では

     神戸市立博物館、布引ダム、明石市立天文科学館、尼崎市内では尼崎市立大庄公民館(旧大庄村役場)、

     尼崎市役所開明庁舎(旧開明尋常小学校校舎)、旧尼崎市立高等女学校(現尼崎市立歴史博物館・尼崎市

       立成良中学校琴城分校)などがあります。

     

    3 登録決定記念事業

      旧尼崎紡績本社事務所の国登録有形文化財登録決定を記念して、尼崎市立歴史博物館では次のとおり記

     念事業を開催します。

     (1)  旧尼崎紡績本社事務所紹介コーナーの開設

       尼崎市立歴史博物館2階ホールに旧尼崎紡績本社事務所紹介コーナーを設置します。

       令和8年(2026年)4月1日(火)から6月30日(火)まで

     (2) 旧尼崎紡績本社事務所見学会

       尼崎市立歴史博物館学芸員の案内により、通常非公開の建物内部の見学を行います。

       令和8年(2026年)4月26日(日)

          1回目:午後1時30分~2時30分  2回目:午後3時~4時

       令和8年(2026年)4月28日(火)

          午後1時30分~2時30分 

       4月5日(日)から電話・ファクスで参加申込受付、定員各回先着30名

       参加費無料

    情報提供