関東大震災直後、現在の野田市で子どもや妊婦を含む9人が自警団に殺された「福田村事件」の犠牲者を追悼する行事が7日、同市内で開かれた。今年は香川県の遺族関係者と同市の地元住民有志が初めて共に参列し、手を合わせた。事件から100年の節目を機に事件は広く知られるようになったが、課題は残っている。参列者は同じ過ちを繰り返さないため、負の歴史を伝え続けることを誓い合った。
(伊藤幸司)
追悼行事は事件を語り継ぐ同市の市民団体「福田村事件追悼慰霊碑保存会」が毎年開いている。現場近くの霊園にある「関東大震災福田村事件犠牲者追悼慰霊碑(墓碑)」に花を供え、犠牲者を悼んだ。
墓参後、地元住民有志の男性3人が報道関係者の取材に応じ「被害者の冥福を祈り、今後同じことが起こらないように、との願いを込め合掌した」と述べた。
3人はいずれも地元で生まれ育った。事件を詳...
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