プールリニューアル 熱中症対策で救護室 大多喜町

プールのリニューアルと新設された救護室がお披露目された=大多喜町
プールのリニューアルと新設された救護室がお披露目された=大多喜町

 大多喜町は、改修工事を終えて、この夏リニューアルオープンした町B&G海洋センターのプールに熱中症対策として救護室を新設した。広さは約9・8平方メートルで、高さは約2・4メートル。プレハブをはじめ救護ベッドとレスキューベンチ、エアコンなど総額150万円の配備器材を整備した。

 リニューアルした25メートルの上屋付きプールと幼児プールは、B&G財団(東京)が1984年に海洋センターとして体育館と共に設置。長期使用による経年劣化のため、昨年秋から全面改修工事を行い、6月開業した。新たな幼児プールの底にはご当地キャラクターの「おたっきー」と大多喜城のイラストが描かれている。

 記念式典で平林昇町長は「プールのリニューアルと救護室設置でより一層安心して利用いただき、健康で活力のある町づくりが進むことを期待したい」とあいさつ。B&G財団の岩井正人常任理事(53)も「きれいになったプールで快適に泳ぎ、地域住民の健康増進の場として末永く活用してもらえたら」と語った。


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