ワタリガニ、遊漁者採捕を禁止へ 木更津金田・牛込沖 外国人急増受け9~11月夜間

中国語などでガザミ類の捕獲禁止を呼びかけるチラシ=21日、木更津市
中国語などでガザミ類の捕獲禁止を呼びかけるチラシ=21日、木更津市
採捕が規制される海域で、千葉県職員が捕獲したガザミ類(県提供)
採捕が規制される海域で、千葉県職員が捕獲したガザミ類(県提供)

 木更津市の金田・牛込地区の沖合で9~11月の夜間、遊漁者によるガザミ類のカニ採捕が禁止される。2023年以降、たも網などで捕獲する外国人が急増し、漁業資源への影響も懸念されることから、地元漁協が千葉県に規制を要望していた。県の行政委員会が7月に採捕を制限する指示を発令しており、県などは協力を呼びかけている。県内の海域でガザミ類の採捕が制限されるのは初めて。

(小野洋)

 県水産課などによると、23年の秋からガザミ類を捕獲する外国人の遊漁者が増えだした。ガザミ類はワタリガニと呼ばれ、カニみそや内子(卵)を味わう食材として知られている。夜行性のガザミ類は夜間に捕まえやすく、両地区の海域では秋季の夜に潮が引くことから、遊漁者は歩いて沖に出て捕獲しているという。

◆1日最大46人

 県と地元漁協、木更津市は昨年8~12月、24回にわたり採捕の実態調査を実施。9~11月に遊漁者が多く、1日当たり最大で46人が確認された。調査結果から遊漁者による採捕量は449キロで、地元漁師の年間漁獲量の1~2割に相当すると推計した。

 現場で遊漁者へのアンケートも行い、19人から回答を得た。国籍は16人が中国 ・・・

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