メインコンテンツに移動

次世代電池材料市原で量産へ 出光が硫化リチウム設備建設 27~28年EV実装目指す

2025/3/15 5:00 (4/15 14:09更新)
有料記事

 出光興産は、市原市の千葉事業所内に硫化リチウムの大型製造設備を建設すると発表した。硫化リチウムは、リチウムイオン電池に続く次世代電池として期待される「全固体電池」の材料。石油製品の製造過程で副次的に発生する硫黄成分を活用して量産する。同事業所で製造された硫化リチウムは、2027~28年をめどに電気自動車(EV)に実装される見込みで、同社は「50年のカーボンニュートラル社会の実現に向け、これまでの技術や知見を生かす。社会に良い変革をもたらすと確信している」としている。

 全固体電池は、電子を保有するイオンが移動する「電解質」と呼ばれる部分が固体の電池。従来の液体の電池と比べイオンが速く動ける上、高電圧や高温に強い。EVに搭載すると充電時間の短縮や電池の長寿命化、加速能力の向上などが期待される。

 千葉事業所で製造する硫化リチウムは、全固...

この記事は 有料記事です

残り412文字(全文783文字)