沖縄県名護市辺野古沖で船2隻が転覆し、平和学習中の女子高生と船長が死亡した事故で、2番目に転覆した「平和丸」の船長が17日「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」の会合で、別の船が遭難し「助けるか避難するか葛藤はあったが沈没した船に向かった」と説明した。オール沖縄会議事務局長が明らかにした。第11管区海上保安本部(那覇)が当時の状況を調べている。
関係者によると、乗船者らもこうした説明をしている。学校や2隻の運航団体も同様の見方を示した。死亡した生徒は「平和丸」に乗っていた。
11管によると「平和丸」と「不屈」は同方向に進んでおり16日午前10時10分、前方の不屈が転覆。関係者によると平和丸は助けるために接近し約2分後、サンゴ礁周辺の不屈とほぼ同じ場所で遭難した。いずれも高波の影響とみられる。
2隻に分乗した高校生18人、乗組員3人は全員救命胴衣を着けていた。2隻に対し海保職員が、波が高いため注意するようゴムボートから呼びかけていた。当時、波浪注意報が出されていた。