メインコンテンツに移動

ガザ、保育器足りず5人で一つ 国連機関、人道危機「限界点」

2025/7/12 16:57 (2025/7/12 18:00更新)
 保育器を共有する新生児ら=10日、ガザ北部ガザ市のアルヘル病院(ロイター=共同) 拡大する

保育器を共有する新生児ら=10日、ガザ北部ガザ市のアルヘル病院(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】イスラエルの物資搬入制限が続くパレスチナ自治区ガザでは、薬や医療機器が足りず、病院に深刻な影響を及ぼしている。北部ガザ市のシファ病院では新生児4〜5人が一つの保育器を共有。度重なる空爆により病棟が破壊される中、燃料の在庫も底をつきつつあり、国連機関は人道危機が「限界点」に達していると警鐘を鳴らす。

 「4人、5人の新生児を一つの保育器に詰め込まなければならない」。シファ病院のアブサルミヤ院長がロイター通信に訴えた。ガザ市の複数の病院に、死の危機が迫る新生児が100人いるという。

 ガザ市のファデル・ナイム医師は8日、「集中治療室が需要に追いつかない」とも訴えた。