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能登地震で殉職した消防団員顕彰 「人のことを優先する弟だった」

2025/2/14 17:32 (2025/2/14 18:00更新)
 殉職した稲垣寿さんの顕彰状贈呈式で、黙とうする石川県輪島市の坂口茂市長(手前)ら=14日午後、輪島市 拡大する

殉職した稲垣寿さんの顕彰状贈呈式で、黙とうする石川県輪島市の坂口茂市長(手前)ら=14日午後、輪島市

 昨年元日の能登半島地震で殉職した石川県輪島市消防団門前分団の団員稲垣寿さん=当時(46)=の顕彰状贈呈式が14日、同市で開かれた。稲垣さんは地震を受け出動準備中、倒壊した自宅の下敷きになり犠牲となった。輪島市の坂口茂市長は「地域住民の安全を最優先に考え行動したことは多くの人の記憶に残っている」と述べた。

 稲垣さんの姉坂下加奈子さん(49)は式典後「自分よりも人のことを優先する弟だった。地震がなければ長生きできたと思うとつらい」と涙を流した。

 稲垣さんは輪島市の自宅で過ごしていた時に地震に遭った。母親ら家族を屋外に避難させた後、出動に向けて準備するため室内に戻り、被災した。