公正取引委員会は13日、医療機関に機器を販売する際に自社製の試薬も合わせて購入させたとして、独禁法違反(不公正な取引方法)の疑いで調査していた東証プライム上場の医療機器製造大手「シスメックス」(神戸市中央区)が提出した自主的な改善計画を認定したと発表した。
計画は、抱き合わせ販売と疑われる行為を中止し、販売先の病院などから違反疑いの行為に関する相談を受け付ける窓口を設置するとしている。
公取委によると、同社は遅くとも2019年8月以降、病院などに血液凝固測定装置を販売する際、他社製の試薬が使えるにもかかわらず、シスメックス製の試薬の使用を条件とし、セットで購入させていた。