札幌市南区の民間動物園「ノースサファリサッポロ」が必要な許可を得ずに開設された問題で、運営会社が12日、市が昨年実施した調査で違法建築と確認した獣舎や物置など156棟を含む、全ての建物を撤去する方針を明らかにした。時期は未定とし、17日までに撤去に関する計画書を市に提出するとしている。
運営会社によると、動物に影響のない範囲ですでに撤去作業を始めている。動物の移動先は現在検討中で、計画提出後に市と協議する。
市は2004年に違法な建築を確認し、行政指導を繰り返してきたが、建物は増え続けた。運営会社は対応が遅れたことについて「甘い認識を持っていた」と釈明した。