【カザン共同】主要新興国で構成するBRICS首脳会議が22日、ロシア中部カザンで開幕。議長国ロシアが2022年のウクライナ侵攻開始後に主催する最大の国際会議で、プーチン大統領は国際的孤立のイメージを払拭し、非欧米諸国による結束誇示を狙う。中国の習近平国家主席も参加、新興・途上国「グローバルサウス」の経済や安全保障分野で影響力を強め、欧米への対抗軸の形成を図る。
プーチン氏と22日に会談したインドのモディ首相はウクライナ侵攻に関し「平和的手段によって解決されるべきだ」と強調し、和平実現へ「支援の用意」を表明した。プーチン氏は習氏とも会談した。夕食会も開く。
BRICS加盟国が今年9カ国に拡大後、初の首脳会議。ロシア大統領府によると36カ国が参加し、うち22カ国は首脳級。新規加盟したイランのペゼシュキアン大統領や、トルコのエルドアン大統領らも参加。ブラジルのルラ大統領はけがで訪ロを取りやめた。
23日の首脳会議は「公平な世界発展と安全のための多国間協力の強化」をテーマに国際情勢を協議する。