日大アメフト、廃部へ 学長・副学長の辞任決定

日本大の酒井健夫学長、沢田康広副学長

 日本大は29日、違法薬物事件で部員に逮捕者が相次いでいるアメリカンフットボール部を廃部にする方針を明らかにした。同日開催した臨時理事会では、酒井健夫学長が来年3月31日付で、沢田康広副学長が今年12月31日付で辞任することが決定。林真理子理事長を減給50%(6カ月)とする処分も決まった。

 1940年創部の伝統を誇る同部を消滅させる措置には賛否両論があり、現部員や来春に入部予定の新入部員の処遇という課題とともに、衝撃の余波が残りそうだ。

 日大幹部を巡っては、今月22日の理事会で酒井学長と沢田副学長に辞任勧告し、林理事長は減給50%とする処分の方針が固まった。日大は年度内に新学長を選出する方針で、副学長の後任についても速やかに検討する。

 日大広報課は「不退転の覚悟で大学運営の健全化をはかる」とのコメントを出した。

 日大アメフト部は3年生以下の部員でも約80人の大所帯。競技を続行できるのかどうかをはじめ、今後の動向は不透明になっている。


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