栃木県那須町の朝日岳(1896メートル)の登山道付近で60〜70代とみられる男女4人の遺体が見つかった事故で、県警は7日夜、男女3人の身元を明らかにした。残る1人は70代女性だという。4人が3カ所に分かれて発見されたことも県警への取材で分かった。県警は、70代女性の身元確認を急ぐとともに、遭難したとみて当時の状況について詳しく調べる。
県警によると、身元が判明したのは同県さくら市の無職野口誠二さん(69)、宇都宮市の無職竹石佳子さん(72)、大阪市の医師木村英二さん(65)の3人。
強風や低気温などにより県警が6日の捜索を打ち切った場所から北側へ約400メートル上った地点に野口さんと竹石さんが倒れていた。そこから北側へ60〜70メートルほど離れた地点に身元が分かっていない70代女性、さらに400メートル弱の地点に木村さんが見つかった。
朝日岳近くにある「那須ロープウェイ」の運営会社によると、6日正午ごろは平均で風速20メートルの風が吹いており、ロープウエーは上りを運休した。