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戦時中に処刑の米兵悼む 福岡、戦犯遺族ら慰霊法要

2023/6/20 19:12 (2023/6/20 20:13更新)
 福岡市の油山観音で営まれた、処刑された米兵らを慰霊する法要=20日午後 拡大する

福岡市の油山観音で営まれた、処刑された米兵らを慰霊する法要=20日午後

 太平洋戦争末期に福岡市に拠点があった旧陸軍の西部軍司令部によって、軍律会議を経ずに処刑された米軍機搭乗員の米兵らを慰霊する法要が20日、同市の油山観音で営まれた。処刑に関わり戦犯となった男性の遺族らが参列し、犠牲者を追悼した。

 法要は20年から、航空戦史研究家の深尾裕之さんの呼びかけで実施。1945年6月20日の処刑に加わった故冬至堅太郎さんの三男克也さんら約15人が今回参加した。本堂には米兵らの写真が置かれ、米兵遺族からのメッセージも読み上げられた。

 堅太郎さんは戦後、BC級戦犯を裁いた横浜裁判で死刑判決を受けたが、減刑になり、4体の地蔵を自宅に置き、手にかけた米兵を供養した。