発見の骨、女児とDNA型一致 山梨県警が明らかに

山梨県警本部=2020年10月

 山梨県警は14日、道志村の山中で見つかった肩甲骨のDNA型が、2019年9月に家族でオートキャンプ場を訪れて行方不明になった千葉県成田市の小倉美咲さんと一致したと明らかにした。その上で「生命維持に欠かせない部位の骨で、美咲さんは死亡していると判断した」と説明した。美咲さんは19年当時、小学1年で7歳だった。

 山梨県警は14日、美咲さんを捜し続けてきた母とも子さん(39)に、骨を美咲さんと特定したことを伝えた。不明後の足どりなど明らかになっていない点が多く、県警は事故、事件の両面で捜査を継続。山中での捜索も続けるという。


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