森英恵さん死去 大多喜高制服デザイン 「今でも大事に持っている」 卒業生や現役生感謝

森英恵さんデザインの夏制服(左)と冬制服(大多喜高校提供)
森英恵さんデザインの夏制服(左)と冬制服(大多喜高校提供)
旧夏服制服(左)と旧制服の女子冬服・男子夏服(大多喜高校提供)
旧夏服制服(左)と旧制服の女子冬服・男子夏服(大多喜高校提供)

 日本のファッションデザイナーの草分け、森英恵(もり・はなえ)さんが11日、96歳で死去した。数多くの学校の制服を手がけたことでも知られ、千葉県立大多喜高校では約30年前から森さんデザインの制服を採用。卒業生や現役生は「今でも大事に持っている」「制服は誇り」と感謝する。「HANAE MORI」は地方の公立高生徒たちの青春を彩り続ける。

 「この地域としては黒船がやってきたぐらいの出来事だった」と振り返るのは、同校出身で自身 ・・・

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