【教育現場の今】問われる校則 生徒と学校、認識に違い 千葉県教委「意見聞き見直しを」

 生徒の学校での過ごし方や服装について規定する「校則」。県教委によると、髪型などを定める校則に法的根拠はないが、文部科学省の要領に沿って校長が社会通念上認められる範囲で生徒に制限を設けている。

 県内でも生徒が学校に意見するなど、校則の在り方を問う動きが出てきた。生徒指導では子どもと学校の間で認識の違いが生じるケースもあり、県教委の担当者は「社会的な常識は時代で変わっていく。学校は生徒、保護者の意見を聞きながら点検、見直しをしてほしい」と柔軟な対応の重要性を示している。

◆「人権侵害」批判 ・・・

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