「電話なし」対象拡大 保健所、軽症者の健康観察で 新型コロナ

 新型コロナ患者急増に伴い、千葉県は4日、保健所が行う自宅療養者への健康観察について、感染者情報管理システム「ハーシス」だけで行う対象者を大幅に増やし、電話連絡する範囲を減らすと発表した。保健所業務の軽減を図り、重症化リスクの高い患者を重点的に支援する態勢に見直す。同日から新たな基準で運用を開始した。

 これまで、ハーシスだけの健康観察で「電話なし」としていたのは(1)基礎疾患なし(2)40歳未満(3)ワクチン2回接種済み-の全条件を満たした軽症者。今後は(3)の条件を外し、年齢も50歳未満まで引き上げる。

 県疾病対策課によると、これまでの条件だと「電話なし」は感染者の約20%にとどまっていたが、新たな基準では約75%にまで拡大する。

 電話連絡なしの対象は拡大するが、県はショートメッセージサービス(SMS)で情報提供する。症状が悪化した場合には、SMSに記載した電話相談窓口への連絡を呼び掛けている。


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