【新型コロナ詳報】千葉県内208人感染 宣言解除後最多、第5波到来の懸念も 市川で警察署初のクラスター

 千葉県内で14日、208人の新型コロナウイルス感染が判明した。一日の感染者数としては、2回目の緊急事態宣言が解除されて以降で最多。7日間の平均でみても前週から感染者は2割増えた。市川署では県内初となる警察署でのクラスター(感染者集団)も確認された。「まん延防止等重点措置」が延長され感染防止対策が強化されているが、“第5波”到来も懸念される状況となっている。

 県内では7月に入り、一日あたりの感染者数が200人以上確認される日が相次いでいる。8日に200人、10日には204人に到達した。

 直近7日間平均でも7日時点で139・3人だったが、14日時点で181・1人まで増加。感染者数の増加に伴い病床稼働率も高まっており、35・4%まで悪化している(13日時点)。

 飲食店での感染を防止するため、営業時間短縮や酒類提供制限の要請に応じない一部の店舗への対策を強化。11日までに、これまでの要請から対応を1段階引き上げ、従わない場合には20万円以下の過料を科す手続きが行える命令に踏み切った。

 県は14日、124人の感染を発表。市川署では、勾留中の被留置者で30代男性の2人が感染。これまでに同署員3人の感染が判明しており、計5人のクラスターが発生した。県警によると、さらに同署員1人と被留置者8人が陽性になっているという。県内で警察署クラスターは初めて。

 県警によると、感染判明の署員は1人が50代警部で残り3人は留置管理課員。14日判明の被留置者は相部屋だったこともあった。

 クラスターが発生していた東金市の接待を伴う飲食店「CLUB EALA」では、新たに利用者3人の感染が判明し、感染者は計15人(従業員11人、利用者4人)に増えた。

 船橋市は37人の感染を発表。同市の変異株独自検査は、対象になった4人全員が陽性。3人はアルファ株(英国株)。1人はデルタ株(インド株)の可能性がある変異。千葉市は33人、柏市は14人の感染を発表した。

 14日に県内で感染が確認された人の居住地は▽船橋市34人▽千葉市32人▽市川市25人▽松戸市18人▽柏市15人▽流山市10人▽八千代市、鎌ケ谷市が各8人▽習志野市7人▽成田市6人▽浦安市、市原市、銚子市が各5人▽佐倉市、君津市、横芝光町が各3人▽野田市、木更津市、南房総市が各2人▽我孫子市、四街道市


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