24年前の流山強殺服役男 窃盗で懲役4年6月求刑 千葉地裁

千葉地裁
千葉地裁

 流山市鰭ケ崎のマンションで1997年、会社員の田島由美さん=当時(24)=が殺害された強盗殺人事件で服役し、出所後に千葉県内で盗みを繰り返したとして窃盗罪と窃盗未遂罪などに問われた無職の男(42)の論告求刑公判が15日、千葉地裁(宮崎桃子裁判官)で開かれた。検察側は懲役4年6月を求刑。弁護側は窃盗罪などについて無罪を求めた。

 起訴状などによると、男は昨年6月、千葉市中央区と松戸市の住宅にそれぞれ無施錠の窓から侵入し、現金やゲーム機などを盗むなどしたとされる。

 検察側は論告で「身勝手で、手慣れた悪質な犯行」と非難。約20年間の服役を終えた約3カ月後に犯行に及んでおり、再犯の恐れがあるとして「刑事責任は重い」と述べた。

 弁護側は最終弁論で「被告の指紋が発見されていないなど、犯人性を証明するものがない」と述べた。最終意見陳述で被告も「盗んだ物を売る危険性が分かる。(盗んだ本人が)自分の保険証を見せて転売することはあり得ない」と無罪を改めて主張した。


  • LINEで送る