【新型コロナ詳報】千葉県内2人死亡、117人感染判明 クラスター発生の市船高で新たに24人

 千葉県内で11日、新型コロナウイルスに感染した高齢男女2人の死亡と、10歳未満から80代の男女117人の感染が判明した。一日の感染者数としては10日の151人に次ぎ2番目の多さ。少なくとも43人の感染経路が不明。クラスター(感染者集団)が発生した市立船橋高校で、さらに生徒17人と教員7人の感染が分かり、感染者は計70人になった。県内での死者は97人、累計の感染者は7958人に増えた。

 船橋市保健所によると、市立船橋高校で新たに感染が判明した24人のうち14人は女子バレーボール部員。これで同校の感染者は生徒57人(このうち男子バスケットボール部員37人、女子バレー部員16人)、教員13人となった。既に約160人の検査結果が判明。さらに検査する。同校は9日から臨時休校している。

 一方、クラスターが発生した同市内の介護老人保健施設「なつみの郷」では、80代の入所者1人と職員1人の感染が新たに判明、感染者は16人になった。80代入所者は症状がやや重い。

 11日に同市が発表した他の新規感染者のうち、70代男性1人に肺炎症状。市は介護保険課の職員1人の感染も発表した。

 千葉市は、クラスターが発生した特別養護老人ホーム「誉田園」(同市緑区)の90代入所者女性が10日に死亡したと発表した。同施設利用者の死亡は3人目。

 柏市は、クラスターが発生した市立柏病院で入院患者の80代男性=茨城県=が10日に死亡したと発表。男性は腎疾患の持病があり、感染判明時に症状はなかったが、7日に容体が急変した。同病院での死者は80代の女性に次ぎ2人目。2人は同じ病棟だった。

 県は52人の感染を発表した。40代~60代の男女4人に肺炎症状。成田市の30代女性は日本語学校の学生で、入国制限対象外の国から11月23日に入国。自宅で健康観察中にせきの症状が出て検査した。

 また柏市は、9日に感染が発表された同病院の30代医療従事者の男性について、医療機関から発生届の取り下げがあったと明らかにした。男性は民間検査機関でのPCR検査で陽性となったが、院内感染者と直接の接触がなかったことから、市保健所が再検査し2回とも陰性だった。これにより同病院の感染者は1人減の27人になった。

 11日に県内で感染が確認された人の居住地は船橋市30人▽千葉市17人▽松戸市9人▽柏市8人▽市川市7人▽佐倉市と流山市が各6人▽習志野市と八千代市が各4人▽市原市と成田市が各3人▽我孫子市、銚子市、白井市、館山市が各2人▽浦安市、鎌ケ谷市、印西市、いすみ市、大網白里市、山武市、栄町、多古町が各1人▽県外4人。


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