【新型コロナ詳報】千葉県内2人死亡80人感染 市川の工場でクラスター 我孫子の老人ホームや柏の病院で増

 千葉県内で8日、新たに80人の新型コロナウイルス感染と2人の死亡が判明した。県内の死者は95人になった。既に5人の感染が判明していた市川市内の「竹中製作所 本社市川工場」(市川市市川南)では、感染経路が同事業所だと断定し、クラスター(感染者集団)と認定した。

 県によると、30代女性従業員の感染が分かり、昼食や作業を共にした従業員9人を検査した結果、4人の陽性が分かっていた。業務中に接触の機会があった従業員34人を追加で検査する。

 また、県内の病院に入院していた患者1人が5日に死亡したことも発表した。疾病対策課によると、循環器系の基礎疾患があった。性別や年代は非公表。

 柏市もクラスターが発生した柏市立柏病院(同市布施)の入院患者で我孫子市居住の80代女性が7日に死亡したと発表した。柏市などによると、感染判明当初は軽症だったが、6日に容体が急変した。

 県は、クラスターが発生した我孫子市布佐の住宅型老人ホーム「ウェルライフヴィラ我孫子」で新たに入居者1人と職員2人の計3人の感染が判明したと発表した。同施設の感染者は計12人に増えた。また、10代~60代の男女45人の感染も発表した。習志野市の80代男性は肺炎の症状があり、酸素投与を受けている。

 柏市は、柏市立柏病院で新たに入院患者2人の感染も発表した。同病院の感染者は計26人になった。

 船橋市は、19人の感染を発表した。市保健所によると、90代の女性2人はクラスターが発生した市内の介護老人保健施設「なつみの郷」の入所者で、1人は肺機能低下の症状がやや重い。同施設の感染者は14人に増えた。

 千葉市は、20代~70代の男女10人の新型コロナ感染を発表した。市によると、40代の医療従事者女性は市内の医療機関に勤務しているが、市保健所の調査では勤務先に濃厚接触者はいないという。

 8日に県内で確認された人の居住地は船橋市18人▽千葉市、市川市が各10人▽市原市、流山市が各8人▽松戸市5人▽柏市、我孫子市が各3人▽八千代市、佐倉市が各2人▽浦安市、習志野市、野田市、成田市、印西市、大網白里市が各1人▽県外5人だった。


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