【新型コロナ詳報】千葉県内78人感染、1人死亡 高齢者施設と障害者施設、計3施設でクラスター

 千葉県内で6日、新型コロナウイルスに感染した市川市の70代女性1人の死亡と、男女78人の感染が判明した。少なくとも20人の感染経路が不明。高齢者施設と障害者施設の計3施設で新たにクラスター(感染者集団)が確認された。県内での死者は92人となり、累計の感染者は7466人に増えた。

 死亡した70代女性は、クラスターが発生した市川市内の高齢者施設「ホワイト市川デイサービスセンター」の利用者。柏市によると、11月22日に感染が判明し柏市内の病院に入院したが、12月5日に死亡した。

 県は、我孫子市布佐の住宅型老人ホーム「ウェルライフヴィラ我孫子」で入居者と職員の計9人の感染が分かり、クラスターが発生したと発表。うち入居者は70代~90代の男女7人で、80代男性が肺炎を発症した。職員17人と入居者42人の検査は終了した。

 我孫子市中峠の知的障害者施設「東葛中部地区総合開発事務組合立みどり園」では、20代~60代の入所者男女7人の感染が分かり、県はクラスターと認定。いずれも軽症か無症状。職員100人と利用者106人の検査は終了した。

 船橋市は、同市夏見台の「介護老人保健施設なつみの郷」でクラスターが発生したと発表。新たに70代~90代の入所者の男女計7人の感染が分かり、陽性判明済みの5人と合わせ計12人となった。90代の女性ら入所者3人は酸素吸入が必要な状態。同施設の通所リハビリテーションは4日から営業を停止した。入所者100人と職員67人の検査を進めている。同市はこのほか、20代~70代の男女10人の感染も発表した。

 県は、10代~90代以上の男女36人の感染を発表。野田市の20代男性会社員は肺炎を発症、同居家族4人の感染も確認された。

 柏市はクラスターが発生した市立柏病院で、新たに40代~80代の入院患者男女3人と40代女性看護職員の感染が分かったと発表。全員軽症で同院での感染者は計24人となった。このほか、柏市の30代~60代の男女4人の感染も判明した。

 千葉市は、同市居住の20代女性3人の感染を発表。全員軽症で感染経路は不明。このうち、会社員女性は11月30日に38度の発熱と体のだるさが出た。11月27~28日未明に職場の同僚と複数の店で会食しており、最後に訪れた市内カラオケ店で飲食を共にした男女15人が濃厚接触者になった。保健所が検査する。男性3人に症状があるという。

 6日に県内で感染が確認された人の居住地は船橋市19人▽我孫子市14人▽柏市10人▽市川市9人▽野田市6人▽松戸市5人▽千葉市、香取市が各3人▽習志野市2人▽八千代市、佐倉市、流山市、成田市、富里市、白井市、県外が各1人。


  • LINEで送る