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診療報酬を不正請求 詐欺容疑で院長逮捕 長柄のクリニック

 保険診察による診察治療などを行ったと装い、診療報酬名目で現金をだまし取ったとして、県警は28日、詐欺の疑いで長柄町六地蔵の長柄メンタルクリニック院長、佐野和弘容疑者(68)=千葉市緑区あすみが丘7=を逮捕した。「長年にわたりやっていた」と容疑を認めており、県警は2002年春の開院以来、同様の行為を繰り返していたとみて調べる。

 逮捕容疑は18年1月~20年4月、親族の男女4人の診察治療などを行った事実がないのに、診療報酬審査・支払い事務の取り扱い先に診療報酬明細書のデータを送信し、同クリニック名義の預金口座に約80回、計約55万5千円分の振り込みをさせた疑い。

 県警生活経済課によると、19年9月に佐野容疑者の妻が死亡しており、その際の聴取で妻を診察しないまま処方箋を作成し、薬を渡した医師法違反の疑いが浮上。その後の捜査で診療報酬の不正請求が判明した。診察せずに診断書を交付した疑いもあり、同法違反容疑での立件も視野に調べを進める。

 同クリニックのウェブサイトによると、診療科目は心療内科・精神科。02年春に開院し、茂原市や市原市など周辺地域から患者を集めていた。


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