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簡易給食「量少ない」 佐倉市、コロナ対策も保護者不安

 パンとジャム、デザート、牛乳-。15日から学校給食が再開した佐倉市では連日、同じような献立が並ぶ。新型コロナウイルス対策の「簡易給食」というが、一部の保護者から「高学年には量が足りない」「子どもの健康面が不安」などの声が上がっている。

 同市の給食は、全34小中学校が校内施設で調理する「自校式給食」を導入。栄養教諭らが作成したメニューにのっとり、作りたての給食を供給できるのが特徴だ。地元で採れた食材を取り入れたり、郷土ゆかりの人物に基づいた献立など独自の食育推進にも力を入れてきた。

 だが、コロナ禍で状況は一変。食事の時に感染リスクが高まるなどの理由から、調理を伴わない個別包装した簡易給食を8月末まで提供することを決めた。市教委は「慎重過ぎるとの声もあったが、子どもたちの安全、安心を第一に考えた」と説明する。

 これに不満を募らせた一部の保護者はツイッターなどに〈絶対に子どもたち、熱中症で倒れます〉〈高学年には足りない量。食は充分に取らせて下さい〉と投稿。こうした声は市にも直接寄せられている。

 小中学校の校長会や学校栄養士会などは対応を協議したが、本来8月は給食がなく、冷房を備えていない施設では食中毒への恐れも。市教委は「状況をみて7月からの献立を考えたい」と頭を悩ませている。


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