新型コロナウイルス情報

610校 休校始まる 手探り、不安続く 政府要請「早ければ」 新型肺炎で32市町

学校休校に伴う児童の預かりで、自習する子どもたち=2日、市原市五井東の五井小学校(同市教委提供)
学校休校に伴う児童の預かりで、自習する子どもたち=2日、市原市五井東の五井小学校(同市教委提供)
小学校の臨時休校を受け放課後ルームの申請を行う親子(手前)=2日午後0時20分ごろ、船橋市役所
小学校の臨時休校を受け放課後ルームの申請を行う親子(手前)=2日午後0時20分ごろ、船橋市役所

 新型コロナウイルスの感染防止を目的とした小中学校や高校などの臨時休校が2日、一斉に始まった。千葉県内では全体の6割に当たる32市町の小中約610校が開始。預け場所がない児童の受け入れを決めた市原市では約90人が登校、用意された課題に取り組むなどして過ごした。放課後ルーム(学童保育)を開所した船橋市には利用申請が殺到した。きょう3日からは新たに日程が決まった白子町など17市町村の約340校が休校。突然の政府要請に関係者の不安と手探りは続く。

◆市原では90人登校

 市原市では全公立の小中学校63校が休校。学童保育の利用者以外で預け先が見つからない場合に限り全学年を預かる。初日の2日は全41小学校中、29校に計93人(午前10時現在)の申し込みがあった。

 最多は五井小学校(同市五井東)で12人が利用。自宅で検温し発熱など体調不良がなかった児童が登校した。同校によると、児童たちは学校が用意した課題に取り組んだという。

 卒業を控える6年生男児と4年生女児の兄妹を預けた自営業の女性(46)は午後2時過ぎにお迎え。「預かりに感謝。子どもの状態を見ながら仕事がある日はお願いしたい」と話す一方で、「政府の休校要請がもう少し早ければ学校や関係者にも良かったのでは」と指摘した。

◆放課後ルームに440人 共働きから安どの声 船橋

 船橋市は、市内全54小学校にある103の放課後ルームを開所。市によると、2日までに約440人が新たに利用を申請した。

 市役所の地域子育て支援課の窓口を訪れた男性会社員(39)は、ネットで臨時受け付けを知り、小学1年の長男と申請に訪れた。「保育園は開いているので長女を預けたが、小1の長男が心配だった。共働きなので平日の昼間、預かってもらえるのはありがたい」とほっとした様子。

 ルームは市内全54校に整備され、定員は計5359人。2月1日現在で、児童4841人が利用している。利用申請は、同課の窓口や電子メールやファクスで受け付けている。


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