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「予防、大人が先では」 千葉市長 【新型肺炎 千葉県内影響拡大】

千葉市の一斉休校について説明する熊谷市長=28日、千葉市役所
千葉市の一斉休校について説明する熊谷市長=28日、千葉市役所

 千葉市の熊谷俊人市長は28日、政府の要請を受けて市立小中高校を休校とする方針を発表した一方、「これまでの感染例から子どもより大人、特に高齢者の感染リスクが高い。大人側の感染予防徹底が先ではないか」との考えを示した。政府が保育園や学童保育を通常通りとしたことに対しても「学校より接触の機会が多い。ちぐはぐな対応」と批判した。

 同市は休校中、保護者の事情に応じて小学1、2年生を学校で預かるとしており、28日に各保護者の意向を確認する通知を配った。預ける場合は原則、弁当を持参してもらう。学童保育は通常通り開所。校舎も使って児童を分散させるなど感染予防に努める。また、休校を見送った特別支援学校だが、予防を理由に休む場合は欠席扱いにしないこととした。

 熊谷市長は報道陣に「最善のことをやっていく」と強調。27日、全国一斉の休校について自身のツイッターに「社会が崩壊しかねない」と投稿したことの真意を問われると「学童保育も閉めるのかと思い、強い表現を使った。(休校して)学童保育を開けるのは統一感がないと思うが、政府は社会を維持するために判断したのだろう」と述べた。

 春休みまでとした政府の休校期間にも反論。「疫学的根拠を示してほしい。納得できれば千葉市も期間を延ばす」と主張し「感染防止に市として最善の選択を取っていく。それに伴い社会にひずみが出かねないので、最大限の配慮を行い、難局を乗り切っていきたい」と市民に協力を求めた。


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