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市川 親困惑「預け先ない」 【新型肺炎】

休園が始まり子どもの姿が消えた幼稚園=28日午前8時10分ごろ、市川市
休園が始まり子どもの姿が消えた幼稚園=28日午前8時10分ごろ、市川市

 文科省が要請した3月2日よりひと足早く、市川市市立の小中、特別支援学校など計61校で28日、臨時休校が始まった。登校時間帯の通学路は閑散。放課後に利用する児童会館なども休館となり、保護者からは戸惑いの声が上がった。

 小学1年生の長女(7)がいるシングルマザーの女性(30)は28日、勤務先の美容室に有休を申請した。同居する両親は共働きのため、日中は長女が1人で留守番するしかない。

 「預け先がない。あったとしても感染が心配。これから忙しくなるのに休めるかどうかも分からない。1人で長い時間留守番させたことがないのでどうしたらいいか」と頭を抱える。

 こうした中、“救済”に乗り出したのは障害のある小中学生が放課後に通うNPO法人「放課後等デイサービス ホップ」(市川市鬼越)。通常午後6時まで預かるが、休校が続くとされる3月12日まで、午前10時~午後2時までに変更した。

 休校初日の28日は登録した10人中、8人が利用。管理者の垣内美恵さん(34)は「保護者からは『助かる』という声をもらった」と話した。


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