「何が起きたのか」 空き家に遺体、住民驚き 館山女児殺害

羽山有依ちゃんの遺体が見つかった空き家(写真左奥)=1日午前11時35分ごろ、館山市正木
羽山有依ちゃんの遺体が見つかった空き家(写真左奥)=1日午前11時35分ごろ、館山市正木

 館山市正木の住宅で1日未明、君津市杢師1の羽山有依ちゃん(3)の遺体が見つかり、父の和宏容疑者(51)と母、有布子容疑者(40)が殺人容疑で逮捕された事件。住宅は和宏容疑者の実家で空き家となっていて、近所の住人らからは「何が起きたのだろうか」と驚きの声が上がった。

 現場はJR那古船形駅から東に約2・3キロ。空き家があるのは田畑が広がる静かな地区で、一軒家が所々建っている。館山署によると、和宏容疑者は那古小学校近くの公衆電話から「娘の首を絞めた」と通報していた。

 住民らによると、和宏容疑者らは7~8年前ぐらいまで住宅に住んでいたといい、仕事の都合で君津市に移り住んだという。

 小中学校と高校で娘が和宏容疑者と同級生という女性(76)によると、和宏容疑者は地元の進学校を卒業後、さまざまな職に就いていたという。女性は「小さいころは娘を家で雨宿りさせてくれるなど優しい子だった。もし事件が本当ならどんな経緯があったのか知りたい」。

 住宅の土地を貸していたという男性(59)は、数年前から和宏容疑者と連絡が取れなかったという。「家には長い間、誰も住んでおらず、撤去したかったが困っていた。小さな娘がいることも全く知らなかった」と困惑した様子だった。

 君津市にある両容疑者の自宅近くに住む女性(40)は「和宏容疑者が有依ちゃんを肩車したり、よくほめている姿をみかけた」と話した。


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