千葉市の消防士長戒告 女性職員にセクハラ

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 千葉市消防局は30日、同僚の女性職員にセクハラ行為をしたとして、若葉消防署の男性消防士長(36)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。同消防署では11月に消防士の男(21)が女子高生に性行為を無理強いしようとしたとして強要未遂容疑で千葉県警に逮捕されたばかり。同局は男の処分も検討している。

 同局によると、消防士長は9月28日夜、同市中央区の飲食店であった同署の送別会で、集合写真の撮影後に体勢を崩してあおむけになった同女性の両足首をつかみ、数秒間広げた。女性は「痛い」と抗議したが、近くにいた約10人の同僚の男性で止めに入ったのはわずか1人。他に女性はいなかった。

 被害に遭った女性が翌29日に上司に相談し発覚。消防士長は同局の聞き取りに「良くないとは分かっていたが、笑いをとって場を盛り上げるためにやった。申し訳なかった」と述べたという。同消防署は10月5日付で消防士長を出張所へ異動させた。

 同局の兼巻重義総務部長は「市民の信頼に背く行為で深くおわびする。女性の活躍への取り組みを進める中での発生で、組織の問題として重く捉え再発防止に努めたい」と謝罪した。