他の受刑者をボールペンで突き刺したか 千葉刑務所、傷害容疑で30代受刑者を書類送検 金属製水筒で殴った疑いも

千葉刑務所
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 他の受刑者をボールペンで突き刺したり、水筒で殴ったとして、千葉刑務所(千葉市若葉区)は20日、傷害の疑いで30代の男性受刑者を千葉地検に書類送検した。

 書類送検容疑は昨年7月9日午後3時半ごろ、共同室内で、70代の男性受刑者の頭と両腕をボールペンで突き刺した上、左目を金属製の水筒で殴る暴行を加えた疑い。これを止めようとした40代の男性受刑者の両腕と右足をボールペンで引っかき、突き刺す暴行を加えた疑いもある。70代受刑者は全治4週間の負傷。40代受刑者は全治2週間のけがを負った。

 同刑務所によると、30代受刑者は容疑を認め「やってもいないことで疑いをかけられるのが嫌で、煩わしい人間に思い知らせてやろうと思った」と供述している。共同室ではこの3人が生活していて、事件当時は刑務作業を終えて同室に戻り、夕食の準備などをする時間だった。

 ボールペンは支給品か、自分で購入した物とみられる。水筒は水分補給用に支給され、同室に置かれていたという。

 物音を聞いた刑務官が現場を見つけ、駆け付けた別の刑務官と取り押さえた。30代の受刑者は事件後、室内で謹慎する「閉居罰」を55日間受けた。現在は単独室に収容されている。

(平嶋奏葉)


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