セクハラ、暴力で減給 職員2人懲戒処分 市原市

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 市原市は1日、保健福祉部の40代でケースワーカーの男性主任が担当する女性にセクハラ発言をしたなどとして減給10分の1(2カ月)に、また部下の左手小指を骨折させたとして五井消防署の40代の男性消防司令補を減給10分の1(1カ月)に、いずれも懲戒処分とした。

 市人事課によると、主任は2月15日、出産を控えて入院していた生活保護受給者の20代女性を訪ねた際、「病院の風呂は混浴か」「一緒に入ろうか」などと発言。翌16日の訪問時も「隣で添い寝してあげる」と言い、女性に精神的苦痛を与えた。

 病院が市に通報し、問題が発覚した。市の聞き取りに対し、主任は「冗談で言った」と説明。女性には主任の上司が謝罪し、担当するケースワーカーを変更した。

 また、主任は昨年度に20回、計約1時間20分の遅刻を繰り返した点も問題視され、懲戒処分の対象となった。市は主任が当時所属していた課の50代の男性課長を文書注意とした。

 また、市消防局によると、消防司令補は5月8日、同市山田橋の市総合防災センターで、訓練中に安全管理を怠った20代の男性消防士を蹴り、左手小指を骨折させた。消防司令補が謝罪し、両者は和解。五井消防署長で50代の消防司令長男性については文書注意とした。

 小出譲治市長は「市政を預かる者として極めて重く受け止め、信頼を回復できるよう取り組む」、高澤重義消防長は「職員一丸となって意識改革を進め、信頼される組織づくりに全力で取り組む」とそれぞれコメントした。