未明の強制執行 NAA「誘導路用地に」 反対派拠点を撤去

撤去作業が始まった横堀現地闘争本部=31日未明、成田空港(共同)
撤去作業が始まった横堀現地闘争本部=31日未明、成田空港(共同)
千葉地裁の執行官の指示を受け、雑草の生い茂った小屋内から作業員らが次々と荷物を運び出した(写真は一部加工してあります)
千葉地裁の執行官の指示を受け、雑草の生い茂った小屋内から作業員らが次々と荷物を運び出した(写真は一部加工してあります)

 成田空港の敷地内に三里塚・芝山連合空港反対同盟が1982年に建て、83年の同盟分裂後に熱田派(柳川秀夫代表)が空港反対闘争の拠点とした団結小屋「横堀現地闘争本部」が31日未明、東京高裁の確定判決に基づき強制撤去された。

 成田国際空港会社(NAA)によると、団結小屋は鉄骨平屋建て約50平方メートル。NAAは撤去後、「空港の機能強化が求められている中、誘導路用地として土地を活用し空港機能を拡充していきたい」とのコメントを発表した。

 団結小屋を巡っては、NAAの請求を認め、熱田派に小屋の撤去と土地の明け渡しを命じた東京高裁判決が確定。千葉地裁の執行官が強制執行した。団結小屋は残り6棟となった。

 NAAは2014年、千葉地裁に提訴。昨年7月、最高裁が熱田派側の上告を退け、判決が確定した。


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