新成人696人集合 「もうひとつの成人式」で門出祝う 1月は会場での式典中止、千葉市が代替行事

旧友と再会し、振り袖姿で記念撮影をする新成人=31日、千葉市中央区
旧友と再会し、振り袖姿で記念撮影をする新成人=31日、千葉市中央区

 千葉市は31日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止した成人式の代替行事「もうひとつの成人式」を中央区内で開催した。振り袖などの晴れ着に身を包み参加した696人の新成人が、旧友との再会を喜びながら節目を祝った。

 1月11日に予定されていた同市の成人式は、感染予防のため会場での式典を中止。オンラインで開催したが「直接門出を祝う場を」と市が代替行事の開催を決めていた。当日は座席の間隔を確保し、開催時間も30分程度にとどめるなど感染対策を徹底したほか、参加を見送る新成人のためにユーチューブでの配信も行った。

 式では、新成人代表の高橋美卯さん(20)と村田幸子さん(21)がそれぞれ「千葉市で生まれ育った誇りを忘れず新成人として活躍する」「育ててもらった人に敬意を表し、夢をかなえることで社会に恩返ししたい」と決意。新成人が生まれてからの20年間の流行や市の出来事を振り返る動画の上映も行った。

 神谷俊一市長は「コロナ禍で先が不確かな時代だが自分の道をしっかり切り開いてほしい」と新成人を激励した上で、同日投開票の衆院選に触れ「政治に参画する重要な機会。ぜひ投票を」と呼び掛けた。

 式に参加した大学3年の村田恵吾さん(20)は「一生に一度しかない機会なので、後悔すると思って参加した。20年間の思い出を忘れずにいたい」と笑顔で話した。


  • LINEで送る