千商大生がビール開発 福祉施設で栽培のトマト使用 市川市内4店舗で販売

千葉商科大の学生が開発した「ルビール」(同大提供)
千葉商科大の学生が開発した「ルビール」(同大提供)

 千葉商科大学(市川市)の学生が、福祉施設で栽培したトマトを使ったクラフトビール「ルビール」を開発した。商品開発を通じて、地域活性化に貢献したいとの思いから試行錯誤を重ね、ラベルのデザインも作成。「トマトが苦手でも飲みやすい」とアピールしている。

 地域活性化などをテーマに、社会事業の視点を踏まえた商品開発を行う勅使河原隆行教授のゼミ生38人が手掛けた。県内の障害者福祉施設で栽培しているトマトを使うことで、就労支援につなげるなど開発を通じて社会課題の解決を狙った。

 4月から取り組み始めたビール造りは、栃木県のビール工房と相談しながら半年ほどで完成。ラベルも学生が手掛け、赤いトマトを宝石のルビーに見立て「ルビール」と銘打った。販売先との交渉も学生が担い、市内4店舗で販売する。

 ビールは小さなトマトの果実が入りフルーティーで口当たりがさわやかに仕上がった。苦みが少ないため、普段ビールを飲まない人でも飲みやすく、3年生の土子奈菜さん(21)は「トマトが苦手だがおいしく飲める」と自信をのぞかせた。

 「ルビール」は1本(330ミリリットル)、630円(税込み)。


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