「ケープの森」作ろう 保護シカ生活の場、クラウドファンディングで資金募る 市原ぞうの国

市原ぞうの国に引き取られ、半年が経過し成長したシカの「ケープ」=市原市
市原ぞうの国に引き取られ、半年が経過し成長したシカの「ケープ」=市原市

 市原市山小川の動物園「市原ぞうの国」(坂本小百合園長)は、東京都足立区の荒川河川敷で捕獲された野生の雄ジカ「ケープ」の生活の場「ケープの森」を新設するため、クラウドファンディング(CF)で資金を募っている。目標金額は500万円で、来年2月14日まで募集する。

 ぞうの国は今年6月、シカを保護した足立区の依頼で引き取り、ケープと名付けて関連施設で飼育している。半年が経過し、ケープは来園時に比べて「体格は一回り大きくなった」(ぞうの国)一方で、警戒心が強く、安心して生活できる場としてケープの森を整備することになった。

 現在、ぞうの国は大規模リニューアル工事を進めている。その一環で設置する日本初の動物の行動展示型迷路施設「MAZEOO(メイズー)」の一画に、ケープの森を設置する。広さは8メートル四方程度を予定し、ケープとお嫁さん候補の雌ジカ1、2頭が一緒に暮らす。ケープの好物ヤマモモの木を植え、隠れることができる丸太なども設置し暮らしやすさを工夫する。

 オリジナルデザインのTシャツなどの返礼品を用意しており、同施設は「ケープにとって、より良い環境ができるよう頑張りたい」と話し多くの協力を期待する。詳細は、ぞうの国かCFサイト「ブースター」のホームページへ。

 CF第1弾として始めたゾウの水遊び場「エレファント スプラッシュ」に関する募集期間は来年1月14日までで、新たな目標は1500万円。約1200万円が集まっているという。


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