2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

珍しいサトイモの花 農家の渡辺さん「初めて見た」 大多喜

サトイモの花を持ち「70年生きてきて見たことなかった」と話す渡辺さん=14日、大多喜町
サトイモの花を持ち「70年生きてきて見たことなかった」と話す渡辺さん=14日、大多喜町

 大多喜町笛倉の畑で、非常に珍しいサトイモの花が咲いている。栽培している農家の渡辺勝さん(70)は「初めて見た。びっくりなんてもんじゃない」と驚き、「どんなサトイモに育つか楽しみ」と笑顔で話した。

 渡辺さんは18歳で農業を始め、毎年サトイモを育てている。今月3日、畑に水やりに訪れた際、生い茂る葉っぱの中に黄色で細長い円すい形に伸びるつぼみを見つけた。「最初は何だか分からなかった。カラーの花かと思った」と渡辺さん。相談を受けた友人の君塚和人さん(70)が調べて、サトイモの花のつぼみと分かった。その後、ぐんぐんと成長、7日に開花した。

 植えてあるサトイモ約40株のうち8株がつぼみを抱えており、次々とほころんでいる。朝に咲き、夕方にしおれてしまうために観賞時間は短いという。

 開花について、渡辺さんは「サトイモは熱帯の植物で日照や暑さなどの条件がそろえば咲くこともある」と説明。「今年の長梅雨と猛暑が影響したのでは」と推測している。

 「種ができたらまいてみたい」「どんな味になるのかな」-。渡辺さんは夏空に映える黄色い花をめでながら夢を膨らませていた。


  • LINEで送る